スマートフォン画面でのホームページの見え方をパソコンで簡単にチェックする方法
CMSで構築したホームページの更新作業を行う端末には、スマートフォンが広く普及した現在でも、パソコンが多く利用されています。その場合、パソコンでは綺麗に見えていた更新部分が、スマートフォンの画面では文字が小さくて見づらかったり、レイアウトが崩れていたりすることがあります。そうは言っても、パソコンとスマートフォンの二つ以上の端末で表示を確認しながら進めるような作業では、手順が増えて大変です。そのようなときは、ブラウザの開発者ツールの端末シミュレーター機能を利用する方法があります。
開発者ツールはWindowsの場合、Microsoft EdgeやGoogle Chromeなどの大抵のブラウザではキーボードの『F12』キーを押下して起動します。起動後に機種と表示倍率を選択すれば、手軽にiPhone、iPad、Andoroidなど、各種モバイル端末での表示を確認できます。スマートフォンユーザーの割合が高い個人向けのサービスを提供しているホームページの確認に、特におすすめしたい方法です。
- ※2021年2月現在の情報を元にして記事を作成しています。ブラウザの操作方法やツール等の仕様は変動することがあります。
- ※パソコンのブラウザの開発者ツールの端末シミュレーターと実際のスマートフォンでの表示は若干異なります。
- ※端末や機種を判別するプログラムで表示を振り分けているホームページなどは、端末シミュレーターではスマートフォン用の表示が有効にならない場合があります。